Rain in the Forest

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森に雨が降りました

森に行こうか、行くまいか、大人は一瞬迷います。

『先生!行くよ!』子供達には迷いがなく どんどん前へ進みます

雨は森に命を与え 子供達を強くします

大きく育て!子供達! 元気に育て!子供達!

しっぽ取りで負けました

心の中が苦しくて いっぱいで

熱い涙がこぼれます

 

どこにぶつけていいのか この気持ち

『この次 頑張ろう』

お友達の優しい声も

涙と一緒に流れます

 

勝つ時もある 負ける時もある

わかっているけど。。。わかっているけどさぁ。。。

こらえられない この涙

 

負けをしっかりと 悔しがる君の心

勝ちたい気持ちが大きかった君の心

まっすぐな君の心

みんな君の事 応援しています

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味噌作り 大きな手と小さな手

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お母さんの大きな手と

子供達の小さな手が一緒に動きます

大人の動きを見ながら

子供達の手が動きます

去年よりずっと上手に動く子供達

暖かい時間 美しい時間と共に子供達が感じる事

大豆の感触、麹の匂い、傷口にしみる塩、お母さん達の優しい声。

この時間。いい時間。これが『受け継ぐ』って事何だろうな

親から子へ 受け継いでいかれる味噌の味

この子達の手が大きくなった時

また小さな手にバトンタッチしていくんだろうな

考えてると何だか心が熱くなってきます

どんぐりコロコロ

『どんぐりころころ どんぶりこ おいけにはまって さぁ、たいへん』

楽しそうに歌う子供達の声

小さな手の中で コロコロ転がる羊毛

出来上がった 羊毛どんぐり達も なんだか楽しそうです

飛べた!

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『82、83。。。92、93。。。100!!』

ずっと練習して やっと飛べた100回

何度も挑戦して やっと飛べた100回

 

飛んだ後も 足がガクガクして

立ってなんかいられない

 

息は切れるし

心臓もばくばく

目もぐるぐるしちゃうんだ

 

机に倒れこんで目を閉じる

やった。。。やったぜ!

 

金メダルの笑顔です

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雨の中で

雨が降りました

子供達は外に出て 暖かい雨を感じます

子供達を濡らす雨は優しくて

子供達の表情も柔らかい

子供達を眺めていると 優しくタオルが頭の上に降りてきます

『先生、濡れちゃうよ』

ふと見上げると タオルと君が頭の上に見えました

小さな彼の大きな優しさがここにありました

幼稚園で子どもが自由になれる時間がある

子供にとって自由な時間は彼らの心を育む時間

笑ったり 泣いたり 嬉しかったり 怒ったり

幼稚園という小さな子供達の世界の中で

子供達が体験する本物の感情は子供達がこれから大きな世界へ出て行く時に

人としてなくてはならない優しさや思いやりを育みます

忙しくて 前も後ろも見えなくなった時 

一人で前に進むことが不安になった時

小さな子供達から贈られるまっすぐな愛

子供達を通して改めて『愛』の深さ考えさせられます

雨の中 二人で座った静かな時間

『ありがとう』

『うん』

与える事の喜び、与えらえる事の嬉しさ

子供たちに『愛』の瞬間たくさん感じて欲しいです

 

 

 

 

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嬉しい涙

卒園式がやってきます

卒園の歌を子供達が歌います

彼らの元気な歌声が なんだか切なく心に響く

嬉しいような 寂しいような

いろんな思い出振り返り

涙がポロリとこぼれます

『先生、なんで泣いてるの?』

子供達は不思議そう

『大人ってさ、嬉しくなって心がいっぱいになった時、涙が流れてくるんだよ。』

やんちゃ坊主が手を上げて ゆっくり 思い出すように話し出す

『僕のママも、僕が生まれた時、いっぱい泣いたって言ってた。

僕に会えたのが嬉しくて いっぱい いっぱい泣いたって。』

そんなママの姿を思い浮かべ 君の目にも涙が溜まる

言葉にできない ママとパパの愛

子供達 しっかりと感じています

これからも 愛し、愛され、幸せになれ 

 

泥道をゆく

雨上がり

森の泥道を子供達は歩きます

長い木の棒 引きずりながら

一人、また一人と 一緒に運ぶ仲間が増えて生きます

泥々の道 歩きにくい道 

重たい棒 持ちにくい棒

わざわざ やりにくい事をやりたがる子供達

それが『挑戦』って事なのかもしれない

便利な世の中 やらなくてもいい事たくさんあります

その中で『やってみたい』を見つけ出す力

自分たちの『挑戦』に挑める毎日

『挑戦』できる子供達

これからの人生 面白くなるよ きっと

 

 

寄り道していこう

日本へ帰国した家族からお手紙が届き お手紙の中でお母さんはこう言います

『お母さんになってすぐの頃の私は、できればしなくていい苦労は我が子にはさせたくないし、

寄り道はさせたくないと思っていました。でも、今は違います。聖マタイ幼稚園に通い、我が子だけでなく、母親としても成長した自分がいます。

今の私は、できるだけ、我が子に寄り道をしながら人生を歩んで欲しいと思います。

親は、どんな時も我が子を信じて待ってあげる。ただそれだけ。

ありのままの我が子を受け止めてあげる事。シンプルだけど大切な事を聖マタイで教わりました。

聖マタイ幼稚園は、今の時代の流れとは逆行している園かもしれません。

でも、聖マタイでゆっくりと穏やかな優しい時間の中で育った子供達は、しっかりと心の根っこが育っています。

聖マタイで育った子供達はめまぐるしい今の時代の変化にも上手に対応しながら乗り越えていく強さを持っているのではないのでしょうか。

シカゴから遠く離れた日本にいますが、聖マタイ幼稚園は私たち親子にとって目を閉じて心の中で何度も戻りたくなる大切な場所です。

通った二年が本当に愛おしい時間です。』

遠く離れていますが 今でも一緒に子育てしている気分です

外は雨が降っています  

強い風もふいています

 

暖かい 部屋の中 小さなお話を添えて

子供達と織物をおりました

 

”まあるい まあるい おつきさま

一緒に 仲良く遊びましょう

一緒に ダンスを踊りましょう

可愛い うさぎがやってきて

上へ下へ 上へ下へ

ぴょん ぴょん ぴょん ぴょん 飛び回ります

踊った うさぎの後からは

綺麗な虹色の影がついてきます”

 

ゆっくり お話しながら 織り込んでいきます

 

糸が短くなるたびに

『先生、ウサギが小さくなった。。。』

『今度は何色うさぎにしようかな。。。』

 

上。。。下。。。上。。。下。。。

 

子供達の心も弾みます

ろうそく作り

蜜蝋の甘い香りが溢れます

急がず ゆっくりと芯をおろし 芯を上げ 少しずつ形になっていく

子供達もゆっくりと その過程を見ています

ろうそく全部 形や太さも違うけど 一本 一本が美しく暖かい

2017年 ゆっくりと 子供達の成長見つめていきたいです