外だ!雨だ!傘だ!

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雨がポツポツふりました

自分の傘を手に持って 自分の好きな所に行ける自由が子供達の笑顔を作ります

傘の下から覗きながら進む足取りは まるで冒険家のような足取りです

ここを歩いて!向こう行っちゃダメ!傘はしっかり持って!。。。って誰にも言われない自由な時間

ずんずん進む子供達。。。今日も大冒険が始まります

傘さして自由に歩く事

なんでもないような事だけど、子供達にとってはすごく新鮮で 

今日彼らが感じた雨の感触は大人になってもいい思い出として残るといいな

雨が降った時、『あの時、楽しかったな。。』って少し笑えたらいいと思います。

 

 

 

 

けんかして

仲良しのあの子とけんかしました

心が痛くて 流れる涙が冷たくて なんだか力が入らない

遠くで遊んでいるお友達の声も心に寂しく響きます

一人で考える時間 一人で苦しむ時間 一人で寂しい時間 

冷たい雪の中 君は一人で座ります

『ごめんね』の一言が出てこない苦しさは 遠くから見ている君の友達も一緒に感じているようです

どうしたらいいんだろう。。。何がいけなかったんだろう。。。子供達は考えます

辛い時間も、切ない時間も生きているから感じる事ができます 

大丈夫。明日はまた新しい日になるんだよ。

明日がどんな日であっても君たちを育ててくれるいい日です。

 

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針仕事

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『せんせー!お財布作りたい!』

作りたいという気持ちが真剣だから

本物の針と糸を持たせます

『痛い!せんせー。。。指に刺さった。。。』

その痛さは 子供達を更に真剣にさせます

長い時間、子供は自分の指先見つめ、針仕事に取り組んでいます

『集中しなさい。』と言う大人の言葉はいりません

子供達の『やってみたい!』と言う情熱が自然と子供達を集中させてくれるのです

 

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 そりすべり

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風を切って滑る

雪の上を滑る

言葉にならない楽しさが子供達の心を満たす

重力がゆっくりとソリを坂の下へと引っ張る感覚

ソリが雪の上を滑る感覚

一瞬だけど冷たい風も感じなくなるぐらい体が熱くなる

いいんじゃない! とってもいいと思います! 遊んで学ぶ!これこそが学び。

言葉では教えられない感覚を子供達は感じます。

楽しいからやってごらん。って言わなくったって、楽しかったら子供はどんどん勝手に動きます。

『面白い!やってみよう!』好奇心は学びの出発地点です。

おやつ

おやつは 楽しく食べるのが一番です

小さなコンサート

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バイオリンの音色に誘われて 子供達が自然と集まってきます

暖かいこたつを囲み ゆっくりと喜びにあふれた時間が流れます

小さな子供達の心に響く音色 

大人も子供も自然と耳を傾け静かになります

綺麗だな。。すごいな。。。

いつもは元気な子供達も不思議と静かに耳を傾けます

聴きたいという気持ちが彼らの心を落ち着けます

大人も子供も感動あふれる時を過ごします

大切な子供達に小さな感動を日々感じられる事の喜びを幼児期に沢山感じて欲しいです

 

ミシン

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カタカタッ カタカタッ ミシンの音が聞こえます

『先生、作ってくれる?』子供達がリクエスト

作っている間、片時も作業場を離れない子供達

先生の手元をずっと見つめてる子供達

作っている間ずっとドキドキして待ってる子供達

『先生、凄い。。。ミシンって不思議。。。こうやって動くんだ。。。』

自分のイメージが形になっていく喜びと感動

いろんな想いが子供達の心を満たしていきます

先生も子供達に優しく語りかけながら作業を進めます

教えるんじゃなくって、見せてあげる事の大切さ、暖かさがそこにあります

すごくいい時間が流れます

ゆっくりとしている時間です。子供達の自由な時間です。でもこの時間がとても大切なんだと思います。

彼らが見て、感動して、その想いを共感して、自分のデザインを『かわいい!』って言ってもらって、一緒に喜んで。。。

本物の心の経験や体験ってこんな瞬間にあるんだろうなぁ。。。

誰にも無理強いされない、彼らの方から近づいていく。本物の学び。

子供達の目がかっこいい。一生懸命見てるから。

こんな小さいのに、何にも見逃すまい!って本気になって見ている。

小さな子供でも一生懸命な人はかっこいい。

子供達は一生懸命になる事を知っている人達。

一生懸命になれる時間がここにある。

幼児期に沢山の素晴らしい人達出会い、彼らの心の根っこを強くしてほしい。

一緒に感動できる仲間達、一緒に笑える仲間がいる事がどんなに幸せな事なのか、子供達に感じながら大きくなってほしいです。

蜜ろうキャンドル

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冬になると 子供達と一緒に蜜ろうキャンドルを作ります

甘い蜜ろうの香りが教室いっぱいに漂います

ゆっくりとした工程で 何度も芯をロウに落としていきます

心静めて動く時間 子供にとっても大人にとっても大切な時間です

段々と形になっていく子供達のロウソク

うふふ。 みんな違ってみんないい

市販の様にまっすぐで綺麗なロウソクではないけれど

私はこっちの方が好きかな。。。

子供達の温かみを感じます

寒いシカゴの冬の中 子供達の心に暖かい光が常に灯ますように。。。

 

寒い森

マイナス気温の森の空気は透き通るぐらい冷たくて

美しい景色の中で 自然の厳しさを感じます

大人達の足がすくんでしまう程の寒さに立ち向かう子供達

彼らの限界を身を持って学んでもらおうと森へ向かうが

彼らの限界は私が思う以上に遠く、彼らは強い

子供は『もっとできる!』と挑戦する心を持っている

大人はいろんな事を知っているから『やめといた方がいいよ』って子供を守る

その大人の声かけは時に子供を救い、時に子供の可能性を断ち切ってしまう

伸ばしてあげたい子供達。 守ってあげたい子供達。 止めるのか、止めないのか。。。難しいラインです

止めちゃう方が安全なんです。森も行かない方が簡単なんです。でも、

『子供の可能性を伸ばすには 大人の限界を広げる事』ある人が言っていた言葉

大人はいろんな事を知っている。危険な事も、成功する事も、身を持って経験してきた。

その経験を使い、子供達の限界まで彼らを支え、守り続けて行く。

限界に近づける程、人は強くなると思います

一人一人の限界って違うけど 恵まれた環境の中で彼らが少しでも彼らの限界に近づけられる環境がここにある。

限界に近づいていけるその自由と時間がここにある。

強くなれる自分を感じて欲しい。

自信を持って生きて欲しい。

そんな事を考えながら 子供達と一緒に過ごした寒い森の時間でした

 

 

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お誕生日とバイオリン

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今日は君の誕生日

君はみんなの為にバイオリンを弾きます

お母さんがピアノを弾いて

お友達が君を見つめ

君の成長を共に喜びます

6歳の君が奏でるバイオリンの音色はみんなの心を掴む音でした

お友達も一生懸命の君をじっと見つめて応援します。

君の顔も、お友達の顔も、みんなの顔が光っています。

緊張した真剣な空気の中なのに、なぜかほんのり温かい 

いい時間を子供達は過ごしました

ふとした瞬間『ママ、ありがとう。』君は何度もママに言いました

ママも嬉しそうに笑います

心がいっぱい 感謝に溢れたお誕生日でした

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ホオズキ

仲良くしているおばちゃんから

『子供達に持ってって』とバスケットいっぱいのホオズキ

庭のホオズキ摘みながら 子供達の事 想ってくれた

おばちゃんの温かい想い 子供達に伝えます

そこにいない 誰かを想う気持ち

誰かを笑顔にしてあげたい気持ち

愛されている事

支えられて生きている事

大切な事だから、たくさん子供達に感じて欲しい

小さなおばちゃんの贈り物 愛がぎっしり詰まっています 

おばちゃん、ありがとう